今週はバネッサ・カールトンのA thousand miles(ア・サウザンド・マイルズ)をお届けします。
ヴァネッサ・カールトンは、ペンシルベニア州ミルフォード出身でパイロットの父親とピアノ教師の母親との間に生まれたシンガーソングライター、ピアニストです。ロシア系ユダヤ人と北欧系のハーフです。3歳からピアノを学び、クラシック音楽の教育を受けました。。幼い頃から音楽に興味を持ち、2歳で、訪れたディズニーランドから帰り、It’s a small worldをピアノで弾いたんだそうです。大学はニューヨーク市マンハッタンのアイビーリーク、コロンビア大学に進学しました。大学在学中はクラブやカフェで演奏しながら、デモテープを制作していたそうです。
今日ご紹介するA Thousand Milesは彼女の2002年のデビューアルバムBe Not Nobodyのリードシングルです。全米チャートでトップ5に入り、彼女の代表曲となりました。キャッチーなピアノリフと感情豊かな歌詞が特徴です。
彼女の音楽は、ピアノを中心としたポップロックにクラシック音楽教育の背景が反映されています。ジュディ・ガーランド、この前解散したフリートウッドマックのスティーヴィー・ニックス、そしてエルトン・ジョンに影響を受けたそうです。
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気づいたら私、街を歩いてるの
足早に、人混みの中を家に向かってるのよ
ぼんやりと前を見つめながら
ただ道を進んでるの
人混みを抜けて
あなたが必要なの
あなたが恋しい
このまま空に落ちていけたら
時間は過ぎ去ると思う?
だって、知ってるでしょ、私は千マイルだって歩くわ
今夜、ただあなたに会うだけのために
こういう時いつも「あなたも私のことを考えることがあるのかしら」と考えるのよ
だって、すべてがうまくいかないし、私には居場所がないって感じるんですもの
あなたの大切な記憶の中で生きてると思いたいの
私は千マイルだって歩くわ
でも、こんなことあなたには伝えたくないのよ
私が、あなたの記憶に溺れてることなんて
でも私は、この気持ちを手放したくないの
だって、知ってるでしょ、私は千マイルだって歩くわ
ただあなたに会うだけのために
ただ今夜、あなたを抱きしめるために
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曲調は割とポップなんですけど、梅雨時にふさわしい未練たらたらのジメジメした歌詞ですねw
アルバムタイトルのBe not nobodyというのは、直訳すると「誰でもない人にはなるな!」ですが、ノーバディ、「誰でもない」とは無名の馬の骨という意味で、つまりは「抜きん出ろ」という意味です。
なんかアルバムのコンセプトとは違うリードシングルに感じますねw
歌詞に出てくる千マイル(1600キロメートル)というのは、ながーい距離の比喩です。青森から鹿児島までが約1400キロですから、本州よりもちょっと長い距離を歩くって言ってるんですね。
女性の気持ちは全くわかりませんが、こんなことを言われたら男は引きますw
ラブソングなのであんまり解説することがないんですけどw
梅雨はどうしちゃったんでしょうね?あんまり雨は降らなかったですけど、例年だとそろそろ梅雨明けの時期ですけど、今年は梅雨入りも2週間遅かったですからどうでしょうね? 雨の降り方もじとじとした雨じゃなくて豪雨で、もう夏みたいな雨の降り方だったり、40度近くまで気温が上がったり、昔とは変わっちゃったんですかねぇ?